スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

伊勢神宮さんへお参りにいきました。

この一年の感謝と共に、伊勢神宮さんにお参りすることにしました。
普通は初詣ですが、まずは感謝の御挨拶です。
天気は冬にしては上々の青空です。中央道を抜けて伊勢湾岸道路をひたすら南下します。

CIMG2511.jpg

CIMG2514.jpg

つつがなく約400キロを走り伊勢神宮の外宮さんに到着です。CIMG2517.jpg

CIMG2520.jpg

境内に一歩入ると清々しい空気に包まれます。CIMG2524.jpg

この木は樹齢千年を超えていそうです。圧倒されます。

CIMG2526.jpg

外宮さんにお参りした時に私達の前には東京都知事の石原さんの息子さんの家族がいらっしゃいました。
テレビで見かける姿とは違っていました。どっしりとされてました。

CIMG2532.jpg

外宮さんの境内から出てくると、宮大工さんが桧作りの立札をちょうど仕上げるところでした。CIMG2536.jpg

ぴたりと収まったようでしたが、仕上げの鉋でもう一削りしていらっしゃいました。
自分も家具を作っていますから、何だか共感してしまいました。

CIMG2541.jpg

そしていよいよ伊勢神宮の内宮さんの大鳥居です。
空は青く澄み渡り夕日に木々が照らされています。CIMG2548.jpg

まるで太古の日本がそこにあるような森と社殿の佇まいは、大切な何かを私達に教えてくれます。

CIMG2539.jpg

そして楽しくて心がはずんでしまう、おかげ横丁もあります。
28日なのに?人が一杯で大賑わいでした。CIMG2538.jpg

嬉しいきもちになって、おいしいものを一杯食べて、おみやげもたくさん買ってしまいました。

安曇野への帰宅は午後9時半。気温はマイナス5度で満天の星空になってました。
明日も晴れそうですね。






スポンサーサイト

いよいよ安曇野も冬の季節です。

白い冬の安曇野の季節がやってきそうです。
車で松本方面に向かっていて、ふと北アルプスを見ました。

CIMG2443.jpg

手前が穂高西中学校です。白くかすんだように見えるのが有明山ですね。

CIMG2442.jpg

2000メートル級の北アルプスの峰々はすっかり吹雪いているようです。
いつ平地に雪がつもっても、おかしくない感じです。
都会の方から見ると、雪が降るというのは大変な事のようですが、
安曇野の人々は雪に備えて、淡々と準備しているので、そういう季節になったなあという感じです。CIMG2441.jpg


12月に入れば車はスタッドレスタイヤに履き替えです。
暖房の準備をします。CIMG2440.jpg

息子がレンタルのチェーンソーで苦労しながら薪の準備です。
初めてなので、どたばたしてましたが、それも大切な経験です。
長男と二男が協力して、今年の冬じゅうの薪作りをしてました。
私は仕事をしながら監視?してました。

家族で協力しながら、生活をしている幸福を感じました。

CIMG1222.jpg

そういう訳で、工房の薪ストーブは暖かく燃えています。
雪が真っ白に積もる安曇野の冬景色もいいですよ。
落ち着いて製作に集中出来る季節でもあります。

CIMG1416.jpg

木を削ると体があったかくなります。


関東方面へのドライブ

安曇野の朝はもう冬です。
晴れてますが、車にはまだ霜がびっしりとついてます。
そんな事は気にせず関東方面へのドライブに出発です。

埼玉のサービスエリアで一休みです。CIMG2424.jpg

CIMG2425.jpg

良い天気です。12月なのに関東は暖かです。
面白いベンチがあったので、坐ってみました。そしてどう気持ち良いかをかならず確かめます。
このベンチはあまり体にフィットはしてくれません。
でも構造が斬新だったので、覚えておくことにします。

今日は埼玉と千葉のお客様のお宅に下見のドライブです。

CIMG2429.jpg

こんな素敵なお茶の時間に招かれてしまいました。
こう見えても意外と甘党だったりしますので、ケーキを2個もいただきました。


CIMG2437.jpg

CIMG2438.jpg

素晴らしい設計のお宅に感心しました。
御家族の写真がインテリアに調和するように私も少し協力して暖かい感じになったので記念撮影です。
庭への思いや様々な事をお話している内に次第に理想のテーブルセットのイメージが湧いてきます。

自分の頭の中の映像が何となく見えてくるような感じです。
どうもそれは特技のようですね。CIMG2435.jpg

CIMG2436.jpg

全体にとても落ち着いた雰囲気の中に華やかさも必要だという事になりました。
ブラックウオルナットとくつろぎの椅子のセットに決定しました。
自分でも楽しみです。CIMG2346.jpg

関東への日帰りドライブ
安曇野の自宅に着いたのは夜の11時過ぎでした。晴天の夜空が待ってました。



もう一つのウオルナットのテーブルセット

京都から無事帰ってきた次の朝は快晴でした。

CIMG2399.jpg

早速もう一つのウオルナットのテーブルセットの仕上げをしました。
サミットローアームチェアを選ばれたので、今回アームだけウオルナットにしました。

CIMG2405.jpg
思ったより自然な?感じだったので、ちょっとビックリ。CIMG2404.jpg

そのお宅に見本の椅子をお持ちしたところ、椅子が少し明るすぎるようにかんじたので
アームの材質をかえたのです。

CIMG2409.jpg

お父さんだけは特別な椅子にしました。存在感がいいですねCIMG2411.jpg

3年以上まえに福嶋県のきこりの店で出会ったウオルナットで作ったテーブルセットです。
日本の胡桃とのコラボレーションはうまくいったようです。

木と出会いそして人と会う その御縁の不思議さをいつも感じています。




ウオルナットの一枚板の物語エピローグ

朝5時に起床して、朝食です。
日の出を見ながらテーブルをハイエースに積み込みます。

長浜でケヤキの丸テーブルを納品させていただき、お昼まで御馳走になりました。
自家製のお野菜がとてもおいしくて、力が付きました。
いよいよ京都の町の中心部へと向かいます。
心の準備と体の準備です。

CIMG2387.jpg

京都の伝統的な町屋を美しくそのままに改造しています。
この中庭の奥の土蔵が物語のエンディングの舞台です。
さあどうでしょうか?

CIMG2371.jpg

男6人で見事無事に運びこみました!
良い!!と京都の友人にほめられました。若いオーナーも満足そうです。CIMG2384.jpg

CIMG2385.jpg

CIMG2389.jpg


CIMG2390.jpg

他の部屋との調和もとれていますね。
そこにいた全員が安堵と喜びに包まれました。
じつは私もこの瞬間まで、ドキドキしているのです。
自信満々の態度に見えてそうではなかったりします。

この世界で初めて見る風景を自分でも実際に見てやっと安心するのです。
何だかわが子を広い世界におくりだすような気持ちにもなりました。
京都のみんなに愛されて欲しいなあとおもいながら、帰路についたのでした。
これでこの物語の始めの章は、静かに終わりました。
おかげさまで。



ウオルナットの一枚板の大テーブル完成!!


安曇野に雪が積もった今日、とうとうウオルナットの大テーブルが完成しました!

CIMG2347.jpg

CIMG2346.jpg

中々シンプルながら、堂々としてはいるが優しさもあるテーブルのデザインになりました。
4本足ですが、オリジナルの構造体にしてあります。
ウオルナットの雄大な存在感を引き立てるデザインです。
使い勝手も考えて、10人が座れるバランスを決めるのに相当工夫しました。

脚材はえんじゅを使っていますので、黄金色に近いです。
それをウオルナットの細いラインでぴしっとさせてみました。
とても自然に見えるので、良いでしょう。

京都の町屋を改造したBARに置いた時を想像しながらのデザインですから
本当の評価は明日という事になりますね。

CIMG1375.jpg
CIMG1357.jpg

CIMG1612.jpg
CIMG1624.jpg

完成までは長い道のりでしたが、それだけに充実感も大きいです。

CIMG2335.jpg

安曇野に雪が綺麗に積もったその日にようやく出来ました。
明日は早朝から京都へ行きます。


雪の花が咲いた朝

安曇野に雪がふりました。
静かな静かな朝です。

CIMG2334.jpg

CIMG2336.jpg

まるで木に雪の花が咲いたように美しい光景です。
気温はマイナス5度ですが、
心はなんだかあったかい気持ちで満たされます。CIMG2338.jpg
朝食の風景にすっかり溶け込んだスクエアクラフトの木のバターケースです。
パンは天然酵母の自家製です。

CIMG2341.jpg

唯一見ているテレビのカーネーションを見て大笑いしながらの朝です。

CIMG2342.jpg

朝日がさしてきました。青空になってきました。

CIMG2343.jpg

今日も良い日でありますように。




ウオルナットの大テーブルが2つ

京都のK家さんに納入するウオルナットの大テーブルを更に仕上げていきます。
どんどん色も深みを増して、木目が立体的に浮かび上がってきました。

CIMG2312.jpg

CIMG2313.jpg

まるで宇宙で星が誕生している様子そのものに見えてきました。
いつも木の素晴らしさには、自分で作ってびっくりなのですが、
今回はちょっと信じられないくらいすごいですね。
縁があってこの板が秀太郎工房にやってきたのもすごいし、
これだけのテーブルが生きる仕事の依頼が京都から来たというのも驚きというしかありません。

今回は息子達の力も大いに役立ちました。
なにせ作る以前に持てないし、ひっくり返せませんから。
後3枚だけあるこのウオルナットの板にはどんな出会いがあるでしょうか?楽しみです。
明日テーブルの全貌が見えます。

CIMG2330.jpg

CIMG2331.jpg

そしてもう一台の大テーブルを仕上げました。
2.1メートルで幅が0.96メートルでこれは端正で美しい天番になりました。
50センチ幅の同じ木目を持つ2枚のウオルナットでつくりました。
これは安曇野の家庭からの依頼で製作しました。
お宅に伺ってそこで感じたイメージを大切にして作っています。

画像 036

今回導入した服部の自動鉋盤で製作しましたので、仕上がり具合が素晴らしいですね。
50センチ幅の板を全く逆目なして、綺麗に仕上げてくれました。
静岡の鈴木機械さんにこの機械は宝物だから大事にしてくださいと言われました。

実際に使ってみると、鉄なのに暖かさを感じながら作業できます。
日本の物作りが情熱に満ちていた時代の心を感じさせてくれます。
服部HPM-20幻の名機と確信しました。

テーブル作りがさらに楽しくなってきました。






新しい木工機械との出会い

朝です。昨日までの雨模様がうそのよう、青々と空は晴れ渡り、風は爽やかです。

CIMG1094.jpg

鈴岡の鈴木機械で、出会ってしまった新しい木工機械がいよいよ工房に搬入されました。
ひたすら慎重に鈴木さん達は機械を動かしていきます。
とっておきの大事な一台だったそうなのです。

CIMG1096.jpg

桑原手押し鉋盤KP-400DX定位置に見事おさまりました。
構造と機能が調和したデザインと色調のモスグリーンが調和しています。
まるでイタリアのスポーツカーのような様式美を感じてしまう。
そしてなんと400ミリ幅の板を見事に美しく削ってしまうのです。
ようこそわが工房へ、これから一緒に楽しく仕事をしましょうか。
喜びと共に。
そして実際にこの桑原の手押しのすごさは、使ってみないとわかりません。
ギター工場依頼35年近く色々な手押しで加工してきましたが、まるで別格の機械ですね。
ただ自然にスーッと材料をおしてやるだけで、平らな基準面が出来てしまいます。
それと角度定規の精度が良くてしっかりていますから、2.2メートルの幅広板が楽々と
90度に仕上がります。

仕事が楽しく安全に進む桑原の手押し鉋盤は素晴らしいです。

CIMG1138.jpg

そしてもう一台の銘機、服部の超高精度軸傾斜盤SB-12が搬入されたのです。
静岡の木工職人の間で知る人ぞ知る垂涎の機械なのです。
私も先日まで、全く知らなかったのですが近くに住むスクエアクラフトの川原君も愛用していて、
絶賛していました。ちなみに彼の作るバターケースは逸品ですよ.
とにかくこれも精度が素晴らしく、刃物がぶれないので安全に加工できます。
人の感覚にすごく寄り添ってくれる名機ですね。愛着が湧いてきます。

CIMG1066.jpg

人との出会いはまるで偶然の奇跡のように、ある日訪れます。
静岡の焼津に出かけて、鈴木さん親子に出会ったことで素晴らしい宝物のような機械が私の工房へやってきました。感謝です。

テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

体に心地よい木の椅子の話

私の木の椅子に座られると、大抵の方が座り心地の良さに一瞬びっくりされます。
木の椅子なのに、全く硬さを感じない。ずっと座っていられそう。 
その言葉を聞いて、いつも嬉しくなります。
その時に色々説明するので、ここで少しまとておく事にします。

人間工学を勉強されたのですか?と時々聞かれます。
全然勉強してません!ときっぱりお答します。
さらにデザインの専門的勉強もしてませんよ。と明るく付けくわえたりします。
自分がどうしても生み出したい椅子が勉強?などでわかるはずもないですね。
だとすれば何が必要か?それは正直わかりません。
などと言っていても不親切なので、少し具体的に話しましょう。


体に良い椅子その条件はまず設計ですね。
どう人の体を受けるのかという所から始めるのが良いでしょう。
背中なのか腰なのかという感じです。
 

DSC00524.jpg

この椅子だと腰で支える事になります。そこが出発点ですね。
そして良い木の椅子とはその材質が重要です。
耐久性を確保しつつという事になりますので、木の特性を熟知していなければなりません。

私の木の椅子は基本的にウィンザーチェアーというジャンルになるようです。
日本の木工家でその巨匠といえば過日亡くなられた村上富朗さんです。

村上さんのホームページにウィンザーチェアの解説がありました。
それによると欧米では歴史的に座面は楡とかパイン材を使っていたようです。
脚の材料や細い貫は固い木、たとえばアッシュ材を使っていたようです。

私の椅子が胡桃材を座面の使用して、脚に山桜を使うようになったことは
ちゃんと正しいウィンザーチェアーの歴史を踏襲してんですね。
不思議なものです。

CIMG2160.jpg


DSC00525.jpg


30年以上ずっと木に触れてきましたが、樹種によって、同じ樹種でも重さ、硬さ、色調、木目が
すごい変化があるのです。とくに日本の胡桃、山桜は個体差も相当あります。
その中に私が弾力を感じたり、温かみを感じたりする木で椅子を作っています。

そして良い木の椅子を作る最も大切な事は、経験の積み重ねです。
作るごとに、気付くごとに少しずつ改良してゆく事です。
最初にその形の椅子が出来てからがスタートですね。
形も洗練されて変化してゆくのが自然だと、思っています。DSC00085.jpg


テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

ギターメーカーのマツモク工業で学んだ事

1984工房設立当初から自分の家具にはシンプルな中にどこか柔らかい曲線が、入っていました。
今得意にしている椅子は、特に3次元的な曲線が多用されるわけです。
手で触れた時に、しっくりと感じるようにデザインされています。

それも木の仕事のスタートが、マツモク工業というギターメーカーだった事が大きいでしょう。
1年間かけて、木材の乾燥工程から、加工、塗装、組み立てまで学ばせてもらいました。
その後、試作室の配属されて、荒井さんという主任の下で、技術を研鑽させてもらったのです。
特に家具製作にはかかせない治具の作り方は、すっかりマスターできました。

現在も人気のあるアリアPROⅡのSBシリーズのエレキベースの治具はその時に自分が原型を作りました。

http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v174174525

arisb3.jpg

このベースの材質はアッシュと紹介されていますが、どうも栓の木みたいです。
マツモク工業では、美しい日本の栓の木が多く使用されていました。
今と違ってドルが円に対してとてつもなく高かったわけですから、アッシュより国産の栓が良かったのでしょう。工場の中で、日々感じていたのは、綺麗な材質の木がいっぱいあるなあという事でした。
それ故に今でもマツモク工業で生産されていたギターは材質が良くて質が高いとされているのも、
当時の自分の感覚と符合してますね。
現場の伯父さん達もとてもまじめに丁寧に仕事してた気がします。


時々はっとするほどの美しい板が工場内を流れていくのです。
その美しい板が、丸みをおびたギターに変貌していくのが、とても印象的だったのです。
私の椅子の座は、むくの木なので、よく考えるとエレキベースの胴の厚みと同じぐらいなんです。

EPSON044.jpg

1985に初めて作った椅子です。情熱をかけて時間もかけて作りましたが、大失敗の1号機でした。
坐り心地も良くなくて、デザインも納得できませんでした。
それゆえに、長らくこの椅子は自分のなかで、存在していない椅子だったのです。

しかしこの失敗で私が学んだ事は多かったのです。
失敗作を作ってしまった苦しい経験があったこそ、
どういう心で作れば良いかを考えるようになった気がします。


大学を中退してまで飛び込んだギター作りは自分の天職には、なりませんでした。
その時の挫折感もとても大きな財産になってます。
若い時の失敗は大切な経験ですから、そこから始まる日々こそ本当のスタートです。

450x600-2010111200001.jpg


しかしながらマツモク工業で学んだすべての経験と知識は私のかけがえのない財産になっています。
その頃いつも持ち歩いていた精密に計測できるノギスが今でも好きです。

ウオルナットの一枚板が仕上がりました。

とうとうウオルナットの一枚板が仕上がりました。
アメリカのミネソタ州からはるばるやって来たその原木は友人から2009年に譲りうけたものです。
南のお隣さんで、住宅関係の輸入の仕事をしていて、コンテナで運んできた物だったんです。
都会に引っ越すので、材料を買わないかという話で見にいくとそこに原木一本分があったのです。

不思議なのは、他の木工関係の人が誰も買わなかったことです。
それで最後に私のところへ来てくれたようです。
出会いだなと思いました。日本の木にこだわって家具を作っていましたので、相当な冒険でした。
25年工房をしていて、そういうウオルナットのテーブルの注文は一度もなかったからです。

そして今回京都のK家さんというお店のメインテーブルの話を洛北高校の同級生である友人が
繋いでくれたことは、本当に幸福な出会いと再会という事になりそうです。
私が京都を離れてすでに35年の時が流れました。
その京都の中心部に自分の作品が置かれる今回の仕事は夢のような仕事です。




CIMG1612.jpg



CIMG2302.jpg

あまりに巨大なので、一旦ショールームのメインテーブルの上に乗せました。
長さ2400幅は980から1260ミリもあります。
私達木工家にとっての緊張のそして至福の時が来ました。
えごまオイルで拭きあげるのです。想像はしていてもいつもそれより素晴らしい光景が見えます。

CIMG2303.jpg

CIMG2307.jpg


刷毛でぬり始めました。思ったより透明感のある色調です。
心のなかが幸福感で満たされます。何でしょうか?ただ自然に感謝なのか、それとも。

CIMG2308.jpg

CIMG2313.jpg

私けっこう茫然としてます。生まれて初めて見るこのウオルナットの本当の姿に圧倒されました。
いわゆるブラックウオルナットとは違うのかな?と感じます。


今まで日本の木を主に使っていますが、この世界(というより宇宙そのもののように見えてる)も
良いっですね。京都の町屋をセンス良く改造したお店のメインテーブルとしては最高でしょう。

この板も京都のお店の仕事もすべて人を通じてやってきました。
自分はただその一つ一つの出会いを繋いだだけですが、私も嬉しいし友人達も喜ぶでしょう。
そしてこのはるばるアメリカからやってきたウオルナットも京都で皆に称賛されて嬉しいはずです。

index.jpg



このテーブルの脚部はシンプルながら、趣向をこらした構想を用意しています。
美しい古都、京都にふさわしいデザインが必要です。
良い家具には素敵な物語が必要ですから。



秀太郎工房の木の椅子はイギリス人にも心地良いらしい?

安曇野は冬を思わせるような雨の土曜日でした。
人の動く気配のない午前中でしたので、ひたすら機嫌よく仕事に集中します。


CIMG1151.jpg

とても精度が出てる感じでけずれているので、何だか楽しくなって来ました。
そこへ、突然お昼頃に天使の笑顔を持った来客です。

CIMG2279.jpg

香港在住の御家族です。愛娘がもうすぐ誕生日だそうです。
そのプレゼントに私の作品を注文しにいらしたそうです。嬉しいですね!
香港でのわたしのテーブルセットの写真も見せてもらいましたが、不思議な感覚でした。
東洋的なイメージが香港の空気に不思議に調和してました。
いずれ本国イギリスに持って帰るのだと言ってました。
家具を大切にして世界中を回るって、日本人にはまだまだ先の話でしょうか。CIMG1050.jpg
お気に入りの家具と一緒ならどんな場所もすぐに居心地の良い空間になる気がしてます。


特にわたしの椅子は欧米の椅子と設計が異なっていて、日本人が坐って心地良い木の椅子なんですが、
イギリス人の彼らの感覚でも体に気持ち良いのだそうです。
うーん!これは謎ですね。
一度香港に行って確かめなければなりません。
その前に英会話をちゃんと勉強せねば!と思ったのでした。
どうもテレビ台?の製作を依頼したいらしいのです。

それって香港に送るって事かな?とさらに謎は深まってゆくのでした。
とにかく日本の木の明るい色調が好きで私の家具をすごく気にいっているらしい事は分かりました。
超円高ですから、彼らには高い買い物のはずなんですから。

CIMG2284.jpg

彼らが帰ると今度は御近所の方がいらっしゃいました。
おいしいケーキとコーヒーがあるんだけどという言葉につられて新しいお宅にお邪魔しました。
森の風景に合う素敵なログハウスです。

CIMG2285.jpg
CIMG2289.jpg

何とこの薪置き場は自作だそうです。プロよりいい感じですね。
私もこんな薪置き場が欲しいです。作り方は御本人曰く簡単です!だそうなので教えてもらおうかな。
人間、創意工夫が大切ですね。

CIMG2287.jpg

CIMG2290.jpg

室内のインテリアも心地よく調和していて、とても気持ちの良い生活空間になってました。
何だか勉強になりました。
この薪ストーブはクッキングストーブとしての機能とデザインが見事です。
オーストラリア製だそうで、初めて見ましたが好きな感じです。

工房に帰ってみると今度は友人の建築士が鉄の手すりの事で相談しに来ていました。
早速、夢工房さんに連絡して、話を進めてもらいました。
その後私は工房で今日の工程をただひたすら進めることになったのは言うまでもありません。

雨の土曜日なのに千客万来な一日でした。



最近の音楽も良いです。

自分が初めてラジオから聞いた音楽は二―ルセダカの恋の片道切符でした。
たぶん3歳頃です。どうしたわけか今でもはっきり覚えています。不思議です。

それ以来音楽はいつも自分のそばにあって大切なものです。
最近の若い?音楽を2枚購入して聞いてみました。

CIMG2273.jpg


LILIというバンドのミニアルバムです。ボーカルの女の子が真っ直ぐに爽快に歌います。うまいです。
低音から高音まで見事にコントロールした声なので、素直な歌詞が心に響いてきます。
アレンジはまだまだ若い?感じですが、やろうとしている意図は伝わってきます。
これから期待したいですね。

CIMG2274.jpg

土岐麻子のシングスザ ストーリーズ オブ シックスガールズです。
親しみやすい声質ですが、ライブのDVDを見てちょっと衝撃を受けました。

ライブの方がCDより魅力的に歌ってます。バンドもクールでかっこいいです。
アレンジの構成が素晴らしいのと自然に楽々と歌って見せる姿にある衝撃の出会いを思い出しました。

CIMG2276.jpg

シュガーベイブのソングスです。山下達郎と大貫妙子が在籍していた伝説のバンドです。
わたしが京都にいたころ、あるコンサートの前座にふわっとでてきたのが、シュガーベイブでした。

歌謡曲全盛の1970年代ですから、そのコンサートでの彼らの音楽はまさに衝撃的でした。
今は当たり前ですが、日本語で歌われるポップミュージックそのものだったのです。

土岐麻子ちゃんのライブを見て音楽の世界においても何かを大切に受け継いで、
自分の表現にしてゆく清々しさをあらためて感じました。
CDの中で、エポとも共演していますが、リスペクトしている感じが心地良いです。
エポの初期のレコードもポップミュージックの中では金字塔のような作品群です。

CIMG2277.jpg


あらためて良いオーディオでアナログレコードを聞いてみるとその作品は素晴らしい物です。
音楽は時間を超えていつも感動を与えてくれます。

素晴らしいドラマのカーネーション

この所朝が楽しみです。
すっかりテレビを見なくなってしまった私ですが、朝は毎日とても楽しくみてます。

p-618646.jpg

今までの朝ドラは、いつもそこそこの印象がありました。
今回のカーネーションは全く別物です。
脚本、配役、セット、時代背景それらはまるで作りもののようではありません。
昭和初期の庶民?が生き生きと描かれています。

今まで私達が思いこんでいたのとは違う昭和の日本人の心と暮らしをしっかりと見せてくれます。
戦前の日本が軍国主義で悪であって、戦後の日本が民主主義で善というのは偏った感覚では?と最近何となく
思い始めてきた事とピタリと一致したドラマになっているので、びっくりです。
家族の関係もしかりです。人と人とが調和して生きている様子が温かいです。



たった15分とは思えない程の密度感があります。
笑って、泣いて、感動して、しんみりとして、ほっこりとした気分になれます。
私が京都にいたころ見ていた、絶頂期の松竹新喜劇をふとおもいださせる瞬間があります。

ドラマも日本の物作りの一つと考えた時、日本のドラマ制作のレベルはやはりすごかったんですね。
メディアの評判は以下のようです。

文字色> 尾野真千子(30)主演のNHK朝ドラ「カーネーション」の評判がますますアップしている。
 例えば、視聴率のドラマ部門(関東地区)では11月7~13日の週と、14~20日の週の2週連続で、1位の「家政婦のミタ」(日本テレビ)に次いで2位を記録(19.7%、19.6%。いずれも関東地区=ビデオリサーチ調べ)。これだけでもスゴいが、関西地区では「家政婦のミタ」を0.1ポイント抜いて2週とも1位(20.0%、21.1%)に躍り出ているのだ。
「カーネーション」は大阪・岸和田を舞台にファッションデザイナーの「コシノ3姉妹」を育て上げた大正生まれの母親が主人公。持ち前のバイタリティーで、戦前、戦中、戦後を生き抜く「糸子」を尾野が好演。初回視聴率は16.1%とイマイチだったが、その後はグングン数字を伸ばし、前回の「おひさま」や3作前の「ゲゲゲの女房」を抜く可能性も出てきた。
「実在の人物がモデルだから作品のディテールがしっかりしている。セットも素晴らしい。だからドラマにリアリティーがあり、説得力もある」
 ヒット要因をこう分析するのは作家の麻生千晶氏だ。続けて、ヒロインの尾野の魅力についてはこう語る。
「奈良生まれの尾野だからこそ、ネーティブな関西弁が耳に心地よい。東京生まれの役者だったら、いくら練習しても絶対に無理だったでしょう。彼女は朝ドラのヒロインを演じることを熱望して、何度オーディションに落ちても受け続けた。そして、今回ようやく大役をゲットしました。だからでしょう、やりたかった役をひたすらに演じていて、ビビッドなバイタリティーを感じるのです。ドラマではこれから実年齢に近い役どころに差し掛かるだけに、続きが楽しみでなりません」

まだ見ていない方はだまされたと思って是非見てください。
できればアーカイブで初回からが、おすすめです。

日本と日本人の心を好きになれます。
仕事のやる気がでます。家族っていいなと思えます。
商売繁盛って素晴らしい事だと得心します。
心に勇気が湧いてきます。
プロフィール

星野秀太郎、星野達彦

Author:星野秀太郎、星野達彦
安曇野の家具工房です。
shutarou_h@yahoo.co.jp

長野県安曇野市穂高有明 7363-2
TEL:0263-83-7586
年中無休

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。